圧迫タイツがスポーツパフォーマンスに及ぼす影響

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スポーツ選手であれば、聞いたこともある方もいらっしゃるかもしれませんが、

運動中に身体を圧迫させるタイツを履くことによってスポーツパフォーマンスが向上すると言われています。 これまでの見解では、圧迫タイツを履いてランニングをすることで、ランニングエコノミーの改善、筋の出力の減少、代謝産物の除去能力を高める効果があるとされています。(Bringard et al., 2005; Ali et al., 2011; Miyamoto and Kawakami, 2014; Mizuno et al., 2017)

しかし、最近、この圧迫タイツの圧迫力(体を締め付ける力)は必ずしも高ければ、良いというわけではないということがわかってきました。 下肢に15mmHGの圧と30mmHgの圧の2種類のタイツを用意し、120分のランキングを行った結果、15mmHgでは、ジャンプパフォーマンスの向上、心拍数の増加予防、インターロイキンー6の誘発などが、見られましたが、30mmHGでは、その効果が見受けられませんでした。 (Mizuno et al., 2017)

このため、スポーツをする際に、タイツを購入を検討されている方や、今のタイツがきついと感じている方は15mmHGほどの弱い圧迫力のタイツの購入を検討してみてください。

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新しい脳卒中治療の展望  (経頭蓋磁気刺激法)

Reference

The Effect of Repetitive Transcranial Magnetic Stimulation on Postural Stability After Acute Stroke: A Clinical Trial.

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脳卒中を発症した際に起こるバランス障害というのは脳卒中患者においてありふれた問題です。

Forogh らは、経頭蓋磁気刺激法を急性期の患者に対して20分間実施することにおいて、この度、静的安定性、MRC息切れスケール、Berg Balance Scale (BBS)、 Fugl-Meyerを評価を行いました。

その結果、静的安定性、BBS、Fugl-Meyer 、MRC息切れスケールが有意に改善しました。 脳卒中患者にとって運動療法を行いながら、補助的に経頭蓋磁気刺激法を行うことによってさらなる改善が見込める可能性が見られました。今後の研究に期待です。

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変形性膝関節症の歩行練習ってどう行う??

The influence of continuous versus interval walking exercise on knee joint loading and pain in patients with knee osteoarthritis.

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変形性膝関節症(以下:OA)の患者様に対して膝周囲筋の筋力トレーニングや歩行練習が有効であるということは近年多くの

研究者たちが言っております。しかし、臨床の中でOAの患者様に対してリハビリを行うことを難渋することは多々あるのではないでしょうか?

なぜなら、OAの患者様は疼痛を伴いやすいからです。

そこでFarrokhiらは、歩行練習を45分間行う際に、2つのグループに分けて実施しました。

A群が45分間連続して歩行する群。そしてB群が15分ごとに3回に分けて休憩を挟む群(休憩は1時間)としました。

その結果、A,B群ともに、関節にかかる応力は30分、45分で有意に増加しました。

また、痛み評価では、A群は疼痛が増強しましたが、B群では疼痛が増加しませんでした。

このことから、歩行練習は30分までがよく、休憩を挟みながら練習をすることが良いということが考えられます。

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認知症って予防できる!?

  現在、日本に認知症は462 万人、認知症予備群は400 万人と報告され、認知症予防対策は急務と考えられています。

これまで、脳血管性認知症は予防できるが、神経変性疾患に分類されるアルツハイマー型は予防できないとされてきました。

しかし、H23年には日本認知症予防学会が立ち上がるなど、近年、アルツハイマー型も予防できるというデータが数多く報告されています。

、そのため今回は認知症の予防方法について紹介していきたいと思います。

急激な体重減少は認知症になりやすい!??

 2017年8月、新潟大学のkitamuraらは20歳からの体重の変化や、喫煙歴、飲酒、活動レベル、教養などをもとに、調査した結果、 20歳からの長期間で、急激に体重減少があった人は認知症のなりやすさと関連があるという報告がされました。

これまでの研究ではBMIの値が正常値よりも低い値(<20)が痴呆や認知症になりやすいという報告がされているなど、体重と認知症は関係があることがわかってきました。 ( Qizilbash N,2016)

しかし、現在の研究では、なぜ20歳から高齢になるまでに急激な体重の減少が認知症と関連しているかというメカニズムはわかっていません。

いくつかの報告では、体重が少ない傾向の人は異常な炎症を経て、アルツハイマー認知症となり脳の萎縮が起こる(Burns JM,2010)

さらに、体重が減少することによって、体脂肪も落ちます。それによって、内臓脂肪から分泌される内因性エストラジオール(認知症予防に関連)の減少が認知症を誘引しているのではないかと言われています。(Bagger YZ,2004)

まだまだ、謎の多い分野ではありますが、今後の研究でさらに明らかになってほしいですね!

[References]

Kitamura K, Watanabe Y:Weight loss from 20 years of age is associated with cognitive impairment in middle-aged and elderly individuals,2017 Oct

MMTってあんまり信用できない!??

 

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普段、理学療法士作業療法士がリハビリの評価として

(Manual Muscle Test:以下,MMT )が用いられることは多いですよね!

MMTの評価基準は6段階あります。


5(Normal)⇒最大抵抗に耐えれる
4(Good) ⇒中等度の抵抗に耐えられる
3(Fair)  ⇒抵抗をかけなければ抗重力位で全可動域動かせる
2(Poor)  ⇒重力を最小限にすれば可動域の一部まで動かせる
1(Trace) ⇒収縮している
0(Zero)  ⇒ゼロ(全く筋収縮を認めない)

というものだしたね!

 

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MMTは簡易的であるため最も頻繁に使用される筋力テストではないでしょうか??

 

しかし、この試験をされる方は一度は思ったことはないでしょうか??

それは、抵抗ってどれくらいかけたらいいの!!??( ;∀;)

 

これは誰もが思うことですよね。

友達同士で練習するときの抵抗と実際に患者様にする抵抗の力加減って同じですか?

違いますよね。私も実習生時代バイザーさんに指導を頂いたことを覚えております、、

 

これに対してある研究が行われました。膝関節伸展筋(大腿四頭筋)の筋力を5年以上経験のある理学療法士MMTで定める値とHHD(μ‐tas)で求めた等尺性膝伸展筋力(kgf)がどれくらい相関しているかというものです。

 

その結果、MMT1~3までは、理学療法士の出した値とHHDで求めた値はほぼ相関していることがわかりました。

 

しかし、問題はMMT4、5です。

なんと、MMT4,5に関しては理学療法士によってバラバラでHHDの値とは相関が認められませんでした。

 

確かに最大とか中等度の抵抗ってどれくらいだよ!!ってなりますよね(笑)

だから、もし、これから病院実習がある理学療法作業療法の学生諸君!!

バイザー「この患者さんの膝伸展MMT何?」

自分  「はい、5です!」

バイザー「え?5!??4やろ」

自分  「えっっ・・・(汗)」

 

みたいな場面になってもそんなに焦んなくても大丈夫です!

大事なのは自分がどう感じているか!です。

一昨日に比べて、今日の方が筋力あがってるな!ということがわかる、

自分の中でしっかりとしたものさしがあるかどうかが重要なのです。

 

 

 

 

 

いつでもできる!緊張しなくなる方法!??〔#2〕

これから大事な会議があるのに!

今日はデートの日なのに!

どうしても上がってしまって上手く話せなくなることってありますよね!?

皆さんはそんなときどうやって緊張しないようにしていましたか??

掌に人って10回書いて~~なんていう方法もされた人もいるかと思いますが、、

今日はそんな方のために医学的に緊張しなくなる方法についてご紹介していきたいと思います。

そんな方法あるの!!?って思う方もいらっしゃるかもしれませんが、簡単にできる方法ですので、ぜひ試してみてください!

 

 

 

1眼球圧迫

文字の通り想像すると怖いイメージを浮かべてしまうかもしれませんが、そんな危ないものではありません。目をつむってから両手で軽く押してみてください。

時間は大体20秒くらいです。

 

2息こらえ

これは、医学的にはバルサルバ効果とも言ったりします。バルサルバ効果というものは血圧を上昇させるものなので、トイレで大きい方をするときに、いきむことってありますよね。実はこの息こらえ自体には緊張を緩和させる作用はないのですが、息をこらえた後に血圧を下げようと副交感神経が賦活されます。それによってリラックス効果が得られるのです。

よく、熱いお風呂につかるときに、「はぁーーーーっ」ってなりますよね。これも、そのひとつです。

 

3頸部屈曲

これは、首を曲げて下の方を見ることです。これによって迷走神経が刺激されてリラックス効果を得ることができます。

よく、本屋さんに行って本を読んでいるとトイレに行きたくなることってありますよね。これもその一つです。

 

4首擦り

これは、軽い力で首をなぞるように擦ることでリラックス効果を得るものです。

筆者自身がやってみた結果、この4に関してはあまりわからなかったので、上記の1~3をおススメします。

 

いかがだったでしょうか??

本来はリハビリをする際に「発作性上室性頻拍」という不整脈が出現した際に患者様にレクチャーするものなのですが、リラックスをすることができるという点で一般の方にも活かせるのでは!?と思い紹介させて頂きました。

 

 

 

 

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排痰の重要性① 〔#1〕

 厚生労働省がH23年に発表した日本人の死因の第三位は肺炎です。肺炎となる原因はさまざまな理由があります。その中でも誤嚥性肺炎や痰の貯留による感染がそのほとんどを占めています。

 なぜ誤嚥性肺炎や無気肺を起こすのか??その理由として最も挙げられるのが咳嗽力の低下です。そのためリハビリをするセラピストは患者様の咳嗽力がどれくらいあるのかをしっかりと評価することが必要となります。しっかりと評価することで患者教育行うことができ退院時のリスク管理に繋がるからです。しかし、その肝心な咳嗽力の評価は経験的に判断されることが多いです。そのため評価の客観性や信頼性に欠けてしまい有益な情報となりにくいです。

そこで近年注目されているのが咳嗽時の最大呼気流速(Cough Peak Flow:以下,CPF)です。これは、ピークフローメータという測定器を用いてどれくらいの呼気流速があるのかを評価します。比較的安価であり簡便な検査であるということも非常に評価できます。

参考文献

山川梨絵,横山仁志・他:Cough Peak Flow測定の信頼性と妥当性,日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌

 

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